【解説ノート 夢の続き篇 友花 その二】友花の、ひみつの教室。
弱点は、克服しないとな
友花 その二は、喫茶店での打ち合わせから始まります。「訪問看護をお願いしたいときは、どこに相談すればいいの?」凛と結の質問に、友花はすらすら答えます。
でも、その帰り道、友花が向かったのは……。場面ごとに読み解き、訪問看護を始めるときのしくみを見ていきます。
- まずは動画
- 場面を読み解く
- データで見る
- 看護師の目から
- 今日できる、小さな一歩
まずは動画
場面を読み解く
1. 凛「友花、訪問看護をお願いしたいときは、まず、どこに相談すればいいのかしら?」
ミツアカリの打ち合わせ。相談の返事にのせる情報を、3人で確かめています。
2. 友花「……まず、支える専門職。それと、主治医の指示書がいる。」
訪問看護師の友花には、慣れた質問です。訪問看護は、主治医が書く「訪問看護指示書」をもとに始まります。
3. 身を乗り出す結
結は「夜に具合が悪くなったら?」と、さらにたずねます。
4. 友花「夜も連絡がつくところがある。契約のときに、聞いておくといい。」
訪問看護の事業所には、24時間連絡がとれる体制をとっているところがあります。契約の前に確認しておくと安心です。
5. 結「さすが友花さん! 頼りになります!」
……たいしたこと、じゃない。友花は、心の中でつぶやきます。
6. ……少し、走るか。
打ち合わせのあと、友花はバイクで出かけます。
7. 星野先生「では、インターネットに、つないでみましょう。」
友花が向かったのは、高齢の人たちが通うパソコン教室でした。
8. じつは、パソコンは苦手だ。
ミツアカリのしくみを作ったのは、結。友花は、パソコンが苦手なことを、だれにも言っていませんでした。結に、迷惑はかけられない。
9. 友花「……ありがとう、ございます。」
星野先生「友花さん、がんばってるわね。」友花「……はい。」となりのおばあちゃんが、友花に操作を教えてくれます。
10. おじいちゃん「なんでそんなに一生懸命、パソコンの勉強をするんだい?」
友花の答えは「やりたいことが、あるから」。
11. 弱点は、克服しないとな。
……ミツアカリを、もっとうまく使うために。知らないことは、はずかしくない(三人組編 第11話)。友花は、それを自分で実践していました。
しくみで見る「訪問看護の始め方」
友花が答えた訪問看護の始め方を、国のしくみにそって整理します。
訪問看護は、主治医が出す「訪問看護指示書」にもとづいて行われます。介護保険で使う場合は、支える専門職がケアプランに組み入れます。
介護保険の認定を受けていない人や、病気によっては医療保険で使うこともあります。どちらになるかわからないときは、まず主治医か支える専門職、地域包括支援センターに相談してください。
看護師の目から
◆ 灯守のこたえ
AIが、看護師の考え方にそって書いています
訪問看護は、看護師が家に来て、体の状態を見たり、医療的なケアをしたり、家族の相談に乗ったりするサービスです。でも、「どう頼めばいいかわからない」という声をよく聞きます。
看護の現場では、退院が決まったときや、家での介護に不安が出てきたときが、訪問看護を考えるタイミングのひとつです。主治医に「訪問看護を使えますか」と聞くところから始めてみてください。夜や休日の連絡体制は事業所によってちがうので、契約のときに確認しておくと安心です。
根拠:訪問看護は、主治医の指示(訪問看護指示書)にもとづいて行われ、24時間対応の体制をとる事業所もあります(厚生労働省「訪問看護」関係資料)。
今日できる、小さな一歩
- 主治医に「訪問看護を使えますか」と聞いてみる。入院中なら、病院の相談員(医療ソーシャルワーカー)にも相談できます。
- 介護保険を使っているなら、支える専門職に相談する。近くの訪問看護ステーションを紹介してもらえます。
- 契約のときに「夜や休日の連絡先」を確認する。緊急時の連絡方法を、家族みんなで共有しておきます。
根拠:厚生労働省「訪問看護」関係資料
ミツアカリについて
ミツアカリは、介護するご家族のための相談の場所です。看護師の考え方をもとに、AIの「灯守(ひもり)」と看護師が、困りごとの整理を手伝います。
次回の解説ノート:つづきは、ミツアカリのサイトで
この物語はフィクションです。登場する人物・会社・場所は実在しません。絵と映像はAIを使って制作しています。
この記事は一般的な情報です。命に関わるときや急ぎのときは、ミツアカリではなく119番などの公的な窓口へ。
出典
・厚生労働省「訪問看護」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000061944.html
・厚生労働省「介護保険制度の概要」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html
制作メモ(TOMOさん用・noteには載せません)
公開前に確かめること
・数字は使わず、制度のしくみだけのカードにした(訪問看護ステーション数などは確かめられる一次資料が手元にないため)
・【TOMOさん確認】厚労省「訪問看護」ページのURLは推定。制度資料のページに差し替え
・パソコン教室の高齢の方・星野先生は脇役なので、ふつうの顔の絵のまま
・せりふは決定版の動画の字幕から読み取り。結の質問と友花の最後の答えは一部読み取れず、記事では言いかえた
▶ この話の動画を見る(ホームページで)ひみつの教室シーズン2をお楽しみに物語の年表にもどる