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見本:noteに載せる形(三人組編 第2話) 見出し画像:見えないところで、支える人がいる。

【解説ノート 三人組編 第2話】見えないところで、支える人がいる。
3人の家族が、かげで支えていたもの

ミツアカリ | 三つ灯物語 解説ノート

第2話は、ミツアカリづくりに行き詰まった結と、3人を見えないところで支える家族のお話です。

表に出ない支えは、介護の世界にもたくさんあります。場面ごとに読み解き、家で介護をしているのはだれなのかを国のデータで見ていきます。

この記事の流れ
  1. まずは動画
  2. 場面を読み解く
  3. データで見る
  4. 看護師の目から
  5. 今日できる、小さな一歩

まずは動画

動画の表紙:見えないところで、支える人がいる。▶ この話の動画を見る(ホームページで)

場面を読み解く

1. 結「どう作っても……ここから先が、わからない。」

夜の机で、頭をかかえる結。
夜の机で、頭をかかえる結。

ミツアカリのしくみを作る結が、行き詰まっています。「わたしひとりの知識じゃ、ご家族の声を、守りきれない……。」まじめな結らしい悩みです。

2. 差出人のない封筒

夜明けの玄関に、封筒がとどく。
夜明けの玄関に、封筒がとどく。

翌朝、結の家の玄関に、差出人の書かれていない資料がとどきます。

3. 結「……だれが、これを?」

資料をめくる結。
資料をめくる結。

中には、結が探していた知識がまとめられていました。だれが送ったのか、結にはわかりません。

4. 凛「……この、資料のとじ方。」

資料を見て、何かに気づく凛。
資料を見て、何かに気づく凛。

凛だけが、資料のとじ方に見覚えがありました。第1話(短編)から凛を見守ってきた、父の秘書の気配です。

5. 執事「お嬢様は、今夜も、お元気でいらっしゃいます。」

夜の電話。執事の背中。
夜の電話。執事の背中。

秘書は、凛の様子を父に伝えています。なぜここまで凛を気にかけるのか。その理由は、これからの物語で少しずつ。

6. 凛の父「……そうか。それなら、いい。」

電話を受ける、凛の父。
電話を受ける、凛の父。

家を出た凛に「帰ってきなさい」と言い続けてきた父。でも、短いこのひと言に、娘を思う気持ちがにじみます。凛の父も、悪役ではありません。

7. 友花の父「行ってこい。母さんは、俺が見てる。」

眠る母と、そばにいる友花の父。
眠る母と、そばにいる友花の父。

友花が外で働けるのは、父が店を続けながら、母の介護を引き受けているからです。友花「……ありがとう。行ってきます。」

8. 結の母「こっちは大丈夫だからね。あなたはあなたのお仕事、がんばって。」

おじいちゃんのそばにいる、結の母。
おじいちゃんのそばにいる、結の母。

結のおじいちゃんのケアは、結の母がしています(短編 第3話)。電話の向こうの「大丈夫」の中に、どれだけの手間があるのか。それは、外からは見えません。

9. 結「……もう一回、最初から、作り直します。」

夕暮れ、もう一度ノートに向かう結。
夕暮れ、もう一度ノートに向かう結。

支えてくれる人がいることを知って、結はもう一度立ち上がります。

10. 友花「楽にはならない。……でも、ひとりじゃない。」

夕方の池のベンチで。
夕方の池のベンチで。

友花らしい、正直な言葉です。家族の介護は、楽にはなりません。でも、ひとりではない。

11. 「支えてくれる人がいるから、わたしたちは、立っていられる。」

池のベンチの凛。
池のベンチの凛。

3人がミツアカリに打ちこめるのは、それぞれの家族が、見えないところで支えているから。この話は、支える人を支えている人にも光を当てています。

三人組編 第2話を読み解く3つの鍵

データで見る「だれが介護しているか」

友花の父や結の母のように、家で介護をしているのは多くの場合、家族です。

主な介護者が、同居の家族 45.9% / そのうち 配偶者/子/子の配偶者 22.9%/16.2%/5.4%

介護が必要な人の主な介護者は、同居の家族が45.9%。その内訳は、配偶者22.9%、子16.2%、子の配偶者5.4%です。別居の家族も11.8%います。

決められたサービスの外で、家族が毎日している手間の多くは、数字にも給料にもあらわれません。ミツアカリは、その見えない手間を見える形にしたいと考えています。

看護師の目から

◆ 灯守のこたえ

AIが、看護師の考え方にそって書いています

家族の介護を引き受けている人は、「家族なんだから当たり前」と言われたり、自分でもそう思いこんだりしがちです。でも、毎日の見守りや声かけ、通院の付き添いは、立派なケアです。

看護の現場では、介護をしている家族にも「最近、眠れていますか」「休めていますか」とたずねます。支えている人のことも、支える。それはわがままではなく、介護を長く続けるために必要なことです。

根拠:国は、介護をしている家族への支援を、介護保険の地域支援事業などの中に位置づけています(厚生労働省「家族介護支援」に関する資料、「介護保険制度の概要」)。

今日できる、小さな一歩

ミツアカリについて

ミツアカリは、介護するご家族のための相談の場所です。看護師の考え方をもとに、AIの「灯守(ひもり)」と看護師が、困りごとの整理を手伝います。

続きは、ミツアカリのホームページで物語の続きと、介護の小さな工夫をまとめています。登録は無料です。

次回の解説ノート:三人組編 第3話「うまくいかない夜」

この物語はフィクションです。登場する人物・会社・場所は実在しません。絵と映像はAIを使って制作しています。
この記事は一般的な情報です。命に関わるときや急ぎのときは、ミツアカリではなく119番などの公的な窓口へ。

出典
・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html
・厚生労働省「介護保険制度の概要」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html
・厚生労働省「地域包括支援センターについて」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/

#介護#家族介護#シャドウワーク#看護師#三つ灯物語#ミツアカリ

制作メモ(TOMOさん用・noteには載せません)

公開前に確かめること
・【TOMOさん確認】45.9%・22.9%・16.2%・5.4%・11.8%・15.7%:解説記事で一致。厚労省の概況の原本で確認をお願いします
・「家族介護者の集い」の名前は自治体ごとにちがう。一般的な言い方にしている
・凛の父の会社が支えている話は物語の中だけ。記事でも事実のようには書いていない