【解説ノート 夢の続き篇 友花 その一】ボーイッシュな看護師、モデルになる。
縁は、意外なところにある
友花 その一は、休みの日に撮影スタジオでモデルをする友花のお話です。撮影の合間、スマホで「介護のしくみ」を調べている友花に、スタッフのひなさんが声をかけます。
介護の悩みは、思いがけない場所で打ち明けられるもの。場面ごとに読み解き、働きながら介護をしている人の数を国のデータで見ていきます。
- まずは動画
- 場面を読み解く
- データで見る
- 看護師の目から
- 今日できる、小さな一歩
まずは動画
場面を読み解く
1. ポーズを決める友花
訪問看護師の友花は、休みの日にモデルの仕事をしています。
2. 沙耶「いいね! 友花、かっこいい! ほんと王子!」
友花の「王子」っぷりに、スタジオは大さわぎです。
3. 友花「……疲れた。」
本人は、いたってマイペースです。
4. 澪「何見てるんですか?」
友花が見ていたのは、ファッションでも、SNSでもありませんでした。
5. 友花「……介護のしくみ。こまってる人を、助けるんだ。」
休みの日も、友花の頭の中にはミツアカリがあります。
6. ひな「あの……実は私、おばあちゃんのことで相談したいことがあって。そういうのも、見てもらえるんですか?」
撮影スタジオで働く若いスタッフも、家族の介護のことを抱えていました。だれにも言えずにいた悩みが、ふとしたきっかけで言葉になります。
7. 友花「……できるよ。ここ、登録してみるといい。」
友花は、口数は少なくても、ちゃんと道を示します。
8. 集まるみんな
「そういうのもあるんだ」「うちも親のこと、興味あるかも」。ひとりの声をきっかけに、まわりの人たちも話しはじめます。
9. エニシ「ほらね。縁は、意外なところにあるんだよ。」
縁の灯エニシは、友花の相棒です。
10. 友花「……サービスだ。」
騎士のようなおじぎで、スタジオは「きゃー!」。意外なところで、つながるもんだな。……もっと、知らせなきゃな。
データで見る「働きながら介護する人」
ひなさんのように、仕事をしながら家族の介護にかかわる人はたくさんいます。
ふだん家族を介護している人は約629万人。そのうち約365万人、およそ6割が仕事をしながら介護をしています。
職場で介護の話をするのは、なかなかむずかしいものです。でも、同じ職場にも、同じ悩みを持つ人がいるかもしれません。
看護師の目から
◆ 灯守のこたえ
AIが、看護師の考え方にそって書いています
若い人や働きざかりの人ほど、家族の介護のことを職場で言い出しにくいものです。「自分の家のことだから」「仕事に関係ないから」と、ひとりで抱えてしまいがちです。
看護の現場では、介護をしている家族の働き方や生活のことも、ケアの大切な一部として聞くようにしています。仕事と介護の両立には、介護休業や介護休暇などの制度があります。職場の担当者や、地域包括支援センターに相談してみてください。
根拠:育児・介護休業法により、要介護状態の家族を介護する人は、介護休業(家族1人につき通算93日まで)や介護休暇(年5日まで、2人以上は年10日まで)を取ることができます(厚生労働省「育児・介護休業法について」)。
今日できる、小さな一歩
- 職場の就業規則で、介護休業・介護休暇のルールを見ておく。いざというときにあわてずにすみます。
根拠:厚生労働省「育児・介護休業法について」 - 信頼できる同僚や上司に、介護をしていることを伝えてみる。すべてを話さなくても「家族の介護がある」だけで十分です。
- 祖父母のことでも、遠慮せずに相談窓口を使う。孫の立場からの相談も受け付けています。
ミツアカリについて
ミツアカリは、介護するご家族のための相談の場所です。看護師の考え方をもとに、AIの「灯守(ひもり)」と看護師が、困りごとの整理を手伝います。
次回の解説ノート:夢の続き篇「友花 その二 ひみつの教室」
この物語はフィクションです。登場する人物・会社・場所は実在しません。絵と映像はAIを使って制作しています。
この記事は一般的な情報です。命に関わるときや急ぎのときは、ミツアカリではなく119番などの公的な窓口へ。
出典
・総務省「令和4年 就業構造基本調査」https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2022/index.html
・厚生労働省「育児・介護休業法について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html
制作メモ(TOMOさん用・noteには載せません)
公開前に確かめること
・【TOMOさん確認】約629万人(628.8万人)・約365万人(364.6万人):総務省の統計サイトはこちらから開けず、原本未確認。報道の数字と一致
・原則 第13条(働きながら介護する人を支える)につながる話として書いた
・沙耶・澪・ひなは脇役なので、ふつうの顔の絵のまま
・せりふは決定版の動画の字幕から読み取り。スタッフ2人のせりふは一部読み取れず、記事では言いかえた

